ものづくりの大切さ、手に職を付ける事の大切さを重視する我が家は、習い事や趣味の制作にかける費用が多め。家計を見直してみると、抑えられるところは食費しかない!という結論に。目標は食費を月5万円に抑える事。
物価が上がる中、三人家族で食費を月5万円以内におさえるのは決して簡単ではありません。しかも我が家には、大きなテーマがあります。
それは、「小学生の娘の成長期」と 「痩せやすい夫の体調管理」、「私の詠春拳の修行」を、しっかり栄養面から支えること。
節約と栄養、一見相反するように思えるこの2つを、どう両立していくのか。今回は、趣味を楽しみながら家計をやりくりする私の節約計画を書いてみます。
Contents
成長期の子どもと、武術修行者に必要な栄養って?
小学生の娘には、骨や筋肉をつくるたんぱく質、カルシウム、鉄分、ビタミン類が不可欠。成績や集中力にも関わる栄養素なので、できるだけ抜けなく摂りたいところです。
一方、詠春拳の稽古に励む私も、筋肉の修復や持久力の維持、集中力や反射力のサポートに、やはりバランスの良い食事が必要です。
月5万円の壁。でもやり方はある!
食費は「節約しすぎると偏る」し、「こだわりすぎると予算オーバー」になりがち。
でも私は、こんな工夫で乗り切っています:
- 主食を分ける: 家族はお米、私はオートミール(1食15円ほど)
- たんぱく質は“鶏むね肉・卵・豆腐・納豆”が基本
- 野菜は旬・もやし・大根・にんじん・じゃがいもが活躍
- 果物は1日1種類、コスパ重視で少量ずつ
- 作り置きや冷凍を活用し、ロスを減らす
食費の中心は「ごはんと味噌汁と1品」。それに副菜や果物を少し添えるだけでも、かなり満足感のある食卓になります。
実際にどうする?我が家の献立計画一例
朝食(1人 約120円)
- オートミール+バナナ+コーヒー
- ごはん+味噌汁+卵焼き
昼食(1人 約135円)
- 焼きそば+スープ
- おにぎり+野菜スープ
- チャーハン+中華スープ
- お好み焼き+卵スープ
夕食(1人 約300円)
- 鶏むね肉の甘酢炒め+もやしナムル+卵スープ+果物
- 鮭の塩焼き+大根おろし+ほうれんそうのおひたし+お吸い物+ごはん+ヨーグルト
これらの組み合わせで、栄養バランスも満腹感も確保しながら、1日合計555円/1人におさえる計画です。あとは家庭菜園のお野菜と庭に勝手に生える三つ葉や大葉、タラの芽や野草もてんぷらやおひたしにして品数を増やしていきたいです。
食費を「工夫」に変えよう
節約は苦しむものではなく、「自分と家族の身体を見つめるきっかけ」だと思っています。もともと実家は食事量の多い家庭で、家族も私も肥満傾向。私が肥満の連鎖を断ち切らなければ、娘も体系や健康に苦労してしまいます。
我が家では、少ない予算でも丁寧な食卓を囲むことで、心も体も整っていくようにしたいです。
節約しながら、強く、しなやかに。自分の体と向き合う。
主婦であり、母であり、詠春拳の修行者である私の、リアルな台所からの記録です。