左右盲と私|とっさに左右が分からない苦労

突然ですが、左右の判別が苦手という人、意外と多いのではないでしょうか?
私もその一人で、「左右盲」と呼ばれるこの特徴にずっと悩まされています。


子供のころから左右が苦手

子供のころ、親や先生に「右はお箸を持つ方」と教えられましたが、
とっさにどちらでお箸を持っているのかが分からないことがよくありました。

例えば、食事中に箸を持つ手を確認しようとしても、
「あれ?どっちだっけ?」と一瞬考え込んでしまうことがあります。
そのせいか、気づかないうちに左手で箸を使っていることもありました。


日常生活での困りごと

この左右の混乱は、日常生活でも時々困ることがあります。
特に危険なのが運転中

  • ナビに「右に曲がってください」と言われても、どっちが右か分からない
  • 曲がった後、どちらの車線に入れば良いのか迷ってしまう
  • とっさに反応できず、対向車線に入りそうになることも

こうしたヒヤリとする瞬間があるため、
一度通ったことのある道以外は基本的に一人では運転しないように決めています。
幸い、今のところ事故はありませんが、
「いつか間違ってしまうのではないか」という不安が常にあります。


詠春拳の稽古での苦労

左右盲は、詠春拳の稽古にも影響を及ぼしています。

型の稽古では、「左から始める」などの指示が頻繁に出ますが、
とっさにが分からず混乱することがしばしば。

動画を見ながら稽古する時も、
頭の中で「左はこっち、右はあっち」と大混乱しています。
特に、反射的な動きが求められる場面では、
左右の判断が遅れることで技のスムーズさが失われてしまうこともあります。


それでも続ける理由

それでも、詠春拳の修行は私にとって大切な時間です。
左右盲があっても、それを乗り越えて少しずつ成長していく感覚が、
今では大きなやりがいになっています。

左右が苦手だからこそ、意識して稽古することが大切だと感じています。
自分なりに工夫を重ねて、少しずつ反応速度と判断力を高めていきたいと思います。


おわりに|左右盲も一つの個性として

左右盲は時に不便ですが、
それもまた個性の一つとして向き合っていこうと思います。

左右が分からなくても、続けることができること。
その小さな積み重ねが、自信につながっていくと信じて。

今日もまた、型を一つずつ確かめながら稽古に励みます。

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