春の庭は花盛りです。
スイートピー、ミカンの花、つゆ草……。
可愛らしい花がそっと咲いていて、毎朝庭に出るのが楽しみになっています。
切り花にして室内に飾るのも素敵ですが、私は庭に咲いたままの姿がいちばん美しいと思っています。
だからそのまま、風に揺れる姿を見ながら静かに眺める時間を大切にしています。



花が終われば、実りの季節へ
庭には、花が終わると実をつける植物もたくさんあります。
今日は金柑と桑の実を収穫しました。

金柑は毎年たくさん実をつけてくれるので、
シロップ漬けやジャムにして一年中楽しんでいます。
けれど今年は、見慣れない鳥がたびたび来るようになりました。
調べてみると、どうやら「ヒヨドリ」という鳥のようです。
金柑が大好物らしくて、たくさんついばむ姿がなんとも可愛く、
だいぶお裾分けしてしまいました。

小さな自然の中の変化
ヒヨドリがいると、他の小鳥たちが怖がって近寄らないそうで、
そういえば今年は鶯の声をあまり聞かないなぁと感じていました。
そろそろヒヨドリさんにもお暇していただくことにして、
残っていた金柑を静かに収穫しました。
桑の実は数が少なかったので、今日は生のまま。
やわらかくて、甘酸っぱくて、庭の恵みをそのままいただく贅沢な味です。
これからしばらくは次々と熟してくるので、
冷凍して保存しながら、少しずつ楽しむ予定です。
おわりに|庭と暮らす日々
花を愛で、実を収穫し、
鳥たちの様子を観察しながら過ごす春の庭。
日々の忙しさの中に、こうした小さな自然とのふれあいがあることで、
心がほっと緩む瞬間があります。
庭に咲く花や実は、ただ美しいだけでなく、
季節の移ろいや命のリズムをそっと教えてくれる存在だと感じています。
今年もまた、自然に感謝しながら、庭とともに季節を重ねていきたいと思います。
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