ずっとあこがれていた蒸籠(せいろ)を、ついに手に入れました。
ステンレスの蒸し器もあるし、
ホットプレートには特大の蒸し網もついていて、
日々の料理で「蒸すこと」に困る場面は正直ありませんでした。
それでも「蒸籠がほしい」と思い続けていたのです。
小籠包好きの娘のために
きっかけは、娘が小籠包に夢中なこと。
「蒸したての小籠包を、蒸籠のまま食卓に出せたらいいなぁ」
そんな想像をしては、あたためてきた蒸籠への思い。
器としても美しく、
そのまま食卓に出すだけでなんだか特別な雰囲気が出る蒸籠。
蒸す+見せる+楽しむの三拍子が揃っている道具だと感じていました。
ダイエットにも蒸籠が役立つ
そしてもうひとつの理由が、ダイエット中の蒸し料理です。
食事をヘルシーにしようとすると、どうしても“味気なさ”が気になるもの。
でも蒸籠で蒸した温野菜をそのまま食卓に並べると、
湯気ごと美味しそうに見えるから不思議です。
木の香り、蒸気、丸いフォルム。
ただ蒸しただけの野菜も、少し手をかけたように見せてくれる。
視覚からの満足感って、すごく大切なんですよね。
イケアで蒸籠との偶然の出会い
そんな中、先日夫と友人と出かけたIKEA(イケア)で、
なんと蒸籠に出会ってしまいました。
「イケアに蒸籠!?」と少し驚きましたが、
よく見ると作りもサイズ感もちょうどいい。そしてお値段もお手頃。
いざ手に取ると、ちゃんと扱うことが出来るだろうか、乾燥しきれずカビさせるんじゃないかと不安も。
夫にも相談しながら迷いに迷って思い切って購入しました。
これからどう馴染んでいくのか楽しみに

まだ使い始めたばかりですが、
さっそく小籠包を蒸してみたら、驚くほど美味しい!
今回は冷凍の小籠包を使用したのですが、いつもホットプレートの蒸し網で蒸すよりも、皮がもちもちふっくらとしていて
娘も見た目にテンションが上がり、味にも大満足。何度もおいしいと言ってくれました。
これからは、
- 小籠包を手作りしたり
- 朝食に肉まんを蒸したり
- 余った野菜を彩りよく並べて、見た目にも楽しい副菜にしたり
暮らしに「蒸籠ならではのごちそう感」が増えていきそうで、
とても楽しみにしています。
木のぬくもりのある道具がひとつ増えるだけで、
料理も食卓も、気持ちまでふんわりするような気がしています。