小念頭を一日三回やってみる|一週間続けてみて感じたこと

詠春拳の型「小念頭」を一日三回やるチャレンジ、始めてから一週間が経ちました。この一週間で感じたことや変化を、ここにまとめてみたいと思います。


「とにかくやる」と決めた一週間

一日三回という数に、はじめは少し身構えていました。でも、始めてみると「朝起きてすぐ」 「昼休み」 「夜のリセットタイム」と、タイミングを固定することで意外と続けやすいと感じました。型の所要時間は5分もかからないので、やろうと思えばできる──その気づきが大きかったです。


なぜ「一日三回」なのか?

今回のチャレンジで「毎日やる」ではなく、あえて「一日三回」にしたのには理由があります。
私は、大切なことほど繰り返し丁寧に向き合うべきだと感じています。少しだけ負荷をかけることで、自分を奮い立たせたかったのです。

実際に続けてみると、三回に分けることで一日の流れが整い始めました。
朝は気持ちがすっきりし、昼は朝の反省が活かせて、夜はまた自分と静かに向き合える。そのリズムが、私にとってとても心地よいものでした。

繰り返しで見えてくる身体の癖

一日三回やると、自分の中の「なんとなく流している動き」があぶり出されてくる感覚があります。手の高さ、ひじの緩み、呼吸と動作の一致……普段の稽古だけでは気づけなかった部分が、毎日の中で浮かび上がってきました。


心と向き合う時間にもなった

型をしている最中は、言葉のない時間です。目を閉じて、型に集中すると、自分の心の波が見えてくることもありました。たとえば「今日は集中できないな」とか「この動きをすると気持ちが整う」とか。小念頭は、ただの型ではなく、自分を整える道具なのかもしれません。


これからも、続けてみたい

一週間続けたことで、「やればできる」 「自分のペースでいい」という感覚が芽生えました。二週目もこのリズムを大切にしていきたいと思います。チャレンジはまだまだ続きます。次回は二週間後の感想を書く予定です。楽しみにお待ちください。


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