今年の梅仕事が、ようやくひと段落しました。
毎年この時期になると、「今年は控えめにしようかな」と思いながらも、
梅を見るとついあれもこれも作りたくなってしまいます。
今年は合計で11kgの梅を使って、たくさんの仕込みをしました。
2025年の梅仕事リスト
- 黒糖梅酒
- パープルクイーンシロップ
- 梅コーラ
- パープルクイーン梅酒
- 紅茶梅酒(ラム)
- 紅茶梅酒(ウイスキー)
- 梅醤油
- 翡翠煮
- 紅茶煮
- 梅ゼリー
- カリカリ梅(しょっぱいの)
- カリカリ梅(甘いの)
- 梅干し(塩分20%)
こうして並べてみると、自分でも驚くほどの種類。
でも、どれもそれぞれに個性があって、作るたびに発見があります。

仕込んだ分だけ、未来が楽しみになる
私が作る梅レシピは、長期保存が前提のものが多いです。
よくみかける梅シロップのレシピは賞味期限が3ヶ月〜半年程度ですが、
私はお酢を加えることで1年以上持たせられるように工夫しています。
また、梅酒や梅干しは熟成させた方が断然おいしい。
だからこそ、「こんなに仕込んだのに、まだ足りない!」と毎年感じてしまうのです。

親子で並ぶ、梅の時間
梅仕事のうれしいところは、娘が手伝ってくれること。
梅のヘタを取りながら並んで座って、黙々と手を動かす時間は、なんとも言えない幸せなひとときです。
「これ終わったらゼリーにしようね」
「この梅はパープルクイーン?」
そんな会話をしながら、親子で手しごとの時間を楽しみます。

地域によって、梅の季節もさまざま
私は関西在住なので、もう梅が市場から少しずつ減ってきて、完熟梅が中心になってきました。
北のほうの地域では、これから梅が出回るころかもしれませんね。
梅の時期は短いけれど、そのぶん集中して仕込む時間が尊いと感じます。

また来年、梅の季節に
これで私の2025年の梅仕事はおしまいです。
仕込んだものを少しずつ楽しみながら、来年の梅を待つ1年が始まります。
梅の香りに包まれて過ごすこの季節が、私はやっぱり大好き。
来年はまた、どんな梅仕事ができるかな?
その時の自分に会えるのも、また楽しみです。
