先日、フレディ・ウォン師父のセミナーに参加しました。
今回は、師父のご友人である別の流派のマスターも特別に参加され、
その方とのペアワークがとても印象的でした。
未熟な私に優しく寄り添って
そのマスターは、体も鍛えられ、非常に強そうな方でしたが、
未熟な私にも優しく教えてくださり、その紳士的な態度に感動しました。
ペアワークの際、丁寧に動きを見せていただきながら、
技の意味やタイミングを分かりやすく説明してくださり、
初心者を気遣う優しさを感じました。
初めての「指の形」のアザ
しかし、その技を受けた際に腕にアザができました。
通常、稽古では怪我をしないように安全第一が基本ですし、
私も怪我自慢をしたいわけではありません。
ですが、今回のアザは特別な感動がありました。
よく見ると、指の形がくっきりと残っていたのです。
打撲は時々ありますが、指の形まで残るのは初めての経験でした。
しかも、その瞬間は痛みもなく、むしろ優しく導かれるような感覚でした。
技を受けた時の力加減は完璧で、全く威圧感がなかったのに、
内なるパワーが伝わってきたことに驚かされました。
セミナーのテーマ|小念頭とセルフディフェンス
今回のセミナーのテーマは、小念頭とセルフディフェンス。
特に心に残ったのは、「護身術は勝ってはいけない」という教えでした。
- 人を殴れば一生追われる
- 復讐されるリスクがある
- いかに上手に逃げるか
- 武器を持った相手にどう対処するか
これらの教えは、単なる力の勝負ではなく、
相手を傷つけず、状況をコントロールすることの重要性を感じさせられるものでした。
内なるパワーの大切さ
特に印象に残ったのは、強そうにふるまわず、威張らず、 それでいて内なるパワーが爆発しているという在り方。
これこそが、最強の護身ではないかと感じました。
相手に威圧感を与えず、自然な動きで技を繰り出す。
見た目には静かでも、内側には力が満ちているという姿勢は、
武術の本質を教えてくれる貴重な経験でした。
まとめ|学びと感謝
今回のセミナーは、技術だけでなく、その背後にある心構えにも触れることができ、
とても有意義な時間となりました。
腕のアザを見るたびに、その時の緊張感と感動が蘇り、
これからの稽古への大きな刺激となりました。
また次回も、自分をさらに高めるために参加したいと思います。
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