2025年4月20日稽古記録|「分かっているつもり」だったこと

今日は、先日受けたテストのフィードバックを中心とした稽古でした。

出来なかったところや、師父にご指摘いただいた動きをもう一度見直し、
どこが根本的に間違っていたのか、どこが「分かっているつもり」だったのかを確認していきました。


頭では理解していても、身体が違うことをしている

実際に動いてみると、頭では分かっていたつもりでも、
身体の動きとしては表現できていなかった箇所がたくさんありました。

  • 形は合っているようで、力の方向が違っていたり
  • 意識していない癖が、思っている以上に出ていたり

「ちゃんとやってるつもり」ではなく、
外から見てどう見えているか、師父の視点でチェックいただくことで、気づけることがたくさんあります。


稽古の場で得たことを、自分の練習に持ち帰る

師父にご指摘いただいたことは、一度の稽古で直せるものではありません。
でも、それを一人稽古に持ち帰って繰り返すことが、これからの修行につながると思っています。

私自身、今回のフィードバックを受けて「これはしっかり毎日練習しよう」と思った部分を
ノートにメモしながら、少しずつ動きに落とし込んでいくつもりです。


テストを受けて、改めて感じたこと

今回のテストを終えて改めて感じたのは、
「私は詠春拳を本気で極めたいと思っている」ということでした。

実はここ4ヶ月ほどスランプだったんです。覚えていた型も忘れ、新しい型も入ってこない。
こんなことは初めてで自分でも驚きつつ、今はそういう時期なんだと焦らず、稽古の手はとめずに頑張りました。
何とかテスト当日には型をうわべだけは覚えて挑みましたが、それはスタートラインに立った状態。

表面的な動きを覚えてから、中身を理解していかないと、動きの端々にボロが出る。
なので不合格は覚悟していましたし、もう一度師父に見て頂けると思うとやる気が湧いてきます。

うまくいかない部分、悔しい気持ち、それでも楽しいという感覚。
全部ひっくるめて、やっぱりこの武術が好きなんだと感じました。

積み重ねてきた日々を、これからも一歩ずつ続けていきます。

稽古に向かう背中

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